最近は択一で十分点数をとっても記述試験で足切りなんてことも結構あるみたいです。昔と違い記述式対策はもっと重要になってきたのでしょうか?
私はというと、記述対策というのはほとんどしてきませんでした。
というのも、択一で一度も足切り以上の点数を取ったことが無いので、そのレベルでは記述対策をしても意味がないと思っていたからです。
しかし、合格した年はさすがにやらないとと問題集をゴソゴソ。
もともと所有していて少しだけやったことがあるのが、「司法書士ブリッジ」です。またWセミナーです。お世話になりました。
定番中の定番であり、これをひたすら回せば記述対策はバッチリという話がありましたが、今はちょっと違うでしょうね。
択一はいろいろ本屋さんで問題集を買えるようになっていますが、記述に関してはまだまだ不足気味です。だからこそこの本が司法書士試験記述対策のベストセラーということなのでしょう。逆に言うとこれしかなかったほどです。
やったのは不動産、商業共に実践編です。
択一の勉強で理論編は学べるので、時間に余裕がある人以外は理論編は不要だと思います。
合格年以外は年に1回も回していないです。
合格した年でも2回くらいかな?苦手そうなところは3回か4回やったと思います。人によれば10回以上もやったりするみたいです。
改訂があまりおいついていない感じなので、法改正には微妙に対応できていないことがあります。特に商業登記法のほうです。でも択一をやっていれば、ああここはまだ古いままだとすぐに分かるので問題はなかろうかと思います。
問題は非常によくできていると思います。この問題をしっかりやることで、記述対策への不安はだんだんと減っていきます。でもやみくもにやっていてもダメだと思います。
過去問をやるつもりで、この問題はこう問われているけど、違うパターンなら書き方はどう変わるか?そんな感じで、この問題を踏み台にしていくことが必要だと思います。
そのためにも、択一知識がしっかりしていないといけません。
ですから、択一知識が曖昧な時期はこの「司法書士ブリッジ」はやらなくてもいいと思います。まあまあ手応えありますので、中途半端な時期に手を出すと択一の方も遅れていくかと。
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