テキストや問題集は、一度読み終わってから2回目また読むまでの期間が長すぎると全然効果がありませんでした。
つまり、あまり感覚を空けないか、すぐに2回目に入ると理解も記憶も進んで合格が近づきます。
しかしここでジレンマが発生。
司法書士試験は科目数が多く、いくら1年間時間があるとしても全科目を合格レベルに持っていくには時間が足りないと感じます。
そのため、なるべく多い科目数をカバーしながら勉強したいと思うため、1つの科目が終わると、次の科目を勉強しないと間に合わないと感じます。
でもこうやって次々科目を移ると全く頭に残りません。
ここは時期や残り時間がどうとか吹っ切ります。
1回目や2回目の序盤なら、すぐに間髪入れずに2回目、3回目に入ります。間を空けてはいけません。
1科目の勉強序盤、苦手な科目は特にその科目に集中して時間を割くということです。
結果的にこの方法のほうが時間節約になります。
間を空けずに読んだり問題を解くことで、前回で分からなかったことがウソみたいに理解できることが本当に多かったです。それに勘違い、間違えて理解していたことにも気づいたります。
何も全科目勉強するのが司法書士試験の必勝法ではありません。全科目理解するのが目的であり合格方法です。
次勉強しなくちゃ!と焦る気も分かりますが、思い切ってすぐに2回目、3回目に入ってみてください。確実に理解がすすんで点数が伸びると思います。
ある程度勉強している場合や、直前期などは、数科目を平行してやるのも効果的でした。
2,3科目のグループにして、各1時間、各30ページとかで区切って、この科目ないでローテーションして勉強する方法です。
2,3科目くらいでこれくらいの間隔があくくらいなら、前に勉強した内容が頭から完全に抜けているということはないです。
とにかく、覚えているから、勉強したばかりだから2回目は後で、なんて思わないこと。面倒とも思えるこのすぐに2回目作戦が合格へと近づけてくれたのは間違いありませんから。
予備校に行っていたら科目がうまい具合に進行するので気にする必要もないのでしょうが、独学だと自由すぎるがために、あれこれ科目の綱渡りをしてしまいがちです。
独学ならではの問題かもしれませんね。誰もリードしてくれないのですから。
このあたりのジレンマ、不安に負けてしまう人は素直にLECなどの専門学校、予備校に通ったほうが合格は近いかなと感じます。
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