司法書士本試験の試験開始時間は、午前が9時半から、午後が1時からです。
ところが、この時間きっかりに試験が始まらないことがあります。明らかに時間が過ぎているのに、試験監督員が全く試験を始めようとしないのです。まだ説明をしている状態です。
ここでびっくりしてしまって、どうなっているのか?と不安になる人も出てくるでしょう。
でもこれは試験ものにありがちなことです。普通、こういった試験は、全教室が一つの時計で管理されるのではなく、各教室の試験官の時計により計測されます。「今私の時計で9時2分です」といった説明がなされ、「試験時間はこれから2時間です」といった説明がされます。
つまり、受験票等に書いてある試験開始時間より遅れて始まっても、必ず定められた試験時間で実行されます。
周りの受験生を見ていれば焦ることはないでしょうが、こういうことがあることを知らなかった人は一応知っておくといいかもしれません。