司法書士試験の模試等で、かなりの上位にいて、基礎もバッチリ、という合格ほぼ確実とも言えるような受験生でさえ、7月の本試験ではあっさりと落ちてしまうことがあります。
これは主に、択一で落とすというより記述、もしくは時間配分等にはまってしまうためのようです。
模試等で完璧にできていたのに、ちょっとしたことでズレが起きると、こんなはずじゃないと完全な解答を求めてしまい、時間配分に失敗したりします。
また、記述試験で勘違い、早とちりをしてしまい、足きりに合ってしまう。
とにかく本試験では、絶対がないと言えるようです。ボーダーラインの受験生の方が、案外と合格したりしているようです。
それに、問題の合う合わないも大きく関係します。
得意な分野が集まって出題することもあれば、どうにも苦手な分野ばかり出題されることもあります。
そのため、本試験のときだけボロボロなんてこともあります。
とにかく勉強をすることが合格への近道なのは当然なのですが、やはり運も必要であるというのが合格者の意見のようです。