法律改正で勉強をやり直す必要が出てくる

勉強しなおす必要がある

別に司法書士に限るわけではありませんが、いきなりやってくる法律改正。

これで今までやってきた勉強の成果が失われる、意味がないことになる可能性があります。

決して意味がないということもないのですが、せっかく身に付けてきた知識が使えず、再び覚えなおすのはかなりつらいことです。

平成に入ってからで代表的なのは、不動産登記法と商法から会社法への改正でしょう。

ここの改正時点をまたいで受験生であった人は、根本的に知識を入れ替えないといけません。小規模な改正ならまだいいのですが、会社法のように法律の名前まで変わってしまうのは結構なものです。

ましてや、改正が大幅なものになると、その改正点を勉強する教材が不足します。市販のものは間に合わず、予備校のものに頼る可能性がたかくなるので、独学の人には相当つらいものとなります。

実際にこの改正をまたいだ受験生に話を聞くと、やはりかなり精神的に大変だったようです。

だからこそ司法書士試験は短期間で合格するべき?

こういった点もあるので、司法書士試験は2年長くて4年の短期間勝負で臨むべきとも言われます。ダラダラといったり、長期計画だとこのような法律改正でさらに受験生期間が延びてしまうわけです。もちろんこの法律改正だけが理由ではありませんが、常にこの可能性は付きまといます。

ただでさえ範囲が広く、忘却との戦いとされる司法書士試験。この難関を乗り切るには、できるだけ短期間で、法律改正の波が来る前に乗り切ることが求められるとも言えるでしょう。

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