1回目の試験は散々な結果でした。分かってはいましたがやはりそれはそれでショックです。
だからといってこの試験勉強をやめるつもりは全くありませんでしたし、これからもこの調子で勉強していこうと思っていました。
ただ親が、私が独学でやっていることを知っていたので、やっぱり専門学校に行って勉強したほうがいいのではないか?と言われました。確かに専門学校の利用はマイナスにはならないと感じていました。ただ勉強を始めた時期が遅かったため、初心者向けの講座ではボリュームが多すぎて受けられなかった経緯があったのが受講しなかった一つの原因です。
ただ試験終了後となっては1年間まるまる時間があります。受講しきれないということはありません。ちょっと専門学校にでも行ってみるか、そんな気になってきました。
どこの専門学校に行くかは迷いませんでした。これまでにいろいろ検討してきたので単純にLECとなりました。問題はどの講座を受けるかです。
本来なら基礎も何も分かっていなかったあの時期なら初心者向け講座がベターなのでしょうが、何を思ったか変なプライドが働いたのか「中上級者向け」講座から探すことに。
ある程度勉強をしたのだからという思い上がりと、ただ単に値段が安かったからです。
候補に挙がったのは「択一データファイリング」と「実践力パワーアップ講座」の2つです。
かなり悩んだのですが、結果的に「択一データファイリング」を選びました。そして失敗しました…
私のようにあやふやな知識で6割ぐらいしか点数を取れない人間が選ぶ講座ではありません。おそらくあともう一歩で合格という上級者が受けて意味がある講座だと思います。
ビデオやDVD講座で受けることになったのですが、ただ単に見ているだけという感じ。ああ、こんな論点あったよなあ、と自分で勉強したところをぼんやりと思い出すぐらいにしかなりませんでした。むしろこんなに細かいことを覚えないといけないのか!?とますます暗記が重要だと思い込むことになり後に引きずる悪い結果となりました。
この時期の私のように基礎知識もいい加減な状態、7割も取れない6割も怪しいひよっこが受講する講座ではありません。中上級者向けですが、上級者向けと言い切ったほうが良さそうな感じでした。
私の場合、初心者向けのコース。もしくは、背伸びしても「実践力Power Up講座」が良かったと思います。
後に「実践力Power Up講座」のテキストを見ることができましたが、初見でこっちにすればよかったと痛感したほどです。
択一データファイリングは、基礎知識ができていて合格点近くにいくけど、いまいち択一点数が安定しない人が細かく突き詰めるための教材だと思います。ぴたっとはまる人は少ないのではないかと感じます。でも逆にはまればこれほどの教材はないものと思います。はまれば、の話ですが、そうなれば一気に択一の得点は飛躍するものと思います。
レジュメのみは独学者向け。講義聴かなくてもこれだけで資料になります。細かい択一知識の整理をしたい方に。科目別に買えるので苦手科目だけがお得。